東京大学大学院人文科学研究科修士課程、教育学研究科博士課程および米国スタンフォード大学博士課程を経て、長年東京学芸大学で勤められた金谷先生。 現在は、フリーの英語教育コンサルタントとして、学校、都道府県その他の機関に対してサポートを行っておられます。 そんな金谷先生が、毎回ゲストをお招きし、英語教育の様々なトピックについてじっくり語るシリーズです。 今までの、そしてこれからの英語教育についてゲストと共に奥深くまで掘り下げます! |
東京大学大学院人文科学研究科修士課程、教育学研究科博士課程および米国スタンフォード大学博士課程を経て、長年東京学芸大学で勤められた金谷先生。 現在は、フリーの英語教育コンサルタントとして、学校、都道府県その他の機関に対してサポートを行っておられます。 そんな金谷先生が、毎回ゲストをお招きし、英語教育の様々なトピックについてじっくり語るシリーズです。 今までの、そしてこれからの英語教育についてゲストと共に奥深くまで掘り下げます! |
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ゲスト:羽山 恵(獨協大学)
中学を卒業して高校へ進学しても、中学英語を卒業出来ているかどうかは分からないというのが現状です。
中学英語で習う最初の基礎・基本は語順と思われがちですが、それ以前に名詞句を理解していなければ、英語のレベルが上がれば上がるほどついていけなくなってしまう傾向があります。
基礎の段階で意味をしっかり理解し、高校英語へと繋げることが出来るよう、お二人がこれまで取り組んできたことをお話しして頂きます。
ゲスト:白畑 知彦(静岡大学)
生徒たちが誤った英文を書く。これは指導によって直るものなのか直らないものなのか?
教師が指導する・説明する・訂正するといった働きかけが、どれくらい生徒たちの英語力を向上させるのか、 直接的・間接的に影響するのか。効果的な誤り指導についてお話しします。
・明示的文法指導、誤り訂正が効果的である文法項目の特徴
・相違を教えるべき項目<自動詞/他動詞・関係代名詞説・分詞>
・求める授業の進め方、指導の仕方
・相違を教えるべき項目<受動態>
・意味を重視した英語表現
・文法や活動など、どのようなバランスで指導するべきか
・復習の大切さ
・教師のあるべき姿
ゲスト:根岸 雅史(東京外国語大学大学院)/大田 悦子(東洋大学)
現在、中学・高校間の英語教材のギャップの大きさが問題視されています。
今回は、そのギャップがどれくらいあるのか、また今後その差を埋めていくためにはどのようにしたらいいのかを、お二人のゲストと共に語り合います。
・Lexile Measureとは
・日本の英語教材に関して
・日本の高校生レベルと教科書レベル
・英語の授業で教師に起きていること
ゲスト:片山 七三雄(東京理科大学)
改革に向け問題点が山積みの大学入試。
昔から『入試があるから高校の英語教育は変わらない』と言われることもありましたが、果たしてそれは本当なのかどうか。今までの入試の傾向と今後どのように変化していくのかを、大学入試に詳しい片山先生をお迎えし解説します。
・『中学英文法で大学英語入試は8割解ける!』の紹介
・『教科書だけで大学入試は突破できる!』の紹介
・『英語頻出問題の分析と解法』の紹介
ゲスト:鈴木 祐一(神奈川大学)/大田 悦子(東洋大学)/臼倉 美里(東京学芸大学)
今回の対談では、Sherpa(シェルパ:Senior High English Reform Project ALC)のメンバーを3名お迎えし、そのメンバーと行ってきた調査を元に、中学校で習った英語を高校生がどれくらい使いこなしているのかを解説します。
ゲスト:横浜南高校附属中学校/熊谷市各校/高知県立中村中学校
ラウンド・システムとは、第二言語習得理論等を参考に、多くの英語を聞かせ、何度も言語材料に触れさせること(スパイラルな学習)を重視し、教科書を1年間で4~5回繰り返して使い言語材料の定着を図ることを狙い考え出されたカリキュラムです。今回はいつもの対談形式とは違った形式で、全国でラウンド・システムに取り組まれている先生方に集まって頂き、現状の報告や成功例・失敗例などの意見交換をしていただきました。日頃の悩み解決に繋がる情報が盛りだくさんです!!
ゲスト:根岸 雅史(東京外国語大学大学院)
様々な施策がされてきた大学入試ですが、未だに百年間大きな変化はなされませんでした。しかし、2020年度からは、大学入学共通テストというセンター試験の後継も始まります。この入試改革について現状わかっていることや、入試改革後、何がどのように変化していくのかなどをお話しいただきました。
・大学入試において認定試験がどのように反映されるのか
・大学入試におけるBCT-S (British Council TUFS-Speaking Test for Japanese Universities)の広がり
ゲスト:中野 達也(駒沢女子大学)
英文を読む速さの指標に「総語数÷60/時間(秒)×正解率」で割り出すWPM(words per minute)というものがあります。一番遅いネイティブの方が200wpmなのに対して、日本の高校生の平均値は75wpmで、かなり低い値です。どうしたら読む速度は上がるのか、今後どのような教育をしていけばいいのかについて語り合います。
ゲスト:日䑓 滋之(玉川大学)/太田 洋(東京家政大学)
英語の授業に集中して取り組むために作られた『633システム』。
これは英語授業の時間配分のことで、通常は各学年4時間ずつの配分するところを、中1に6時間、中2に3時間、中3に3時間に変更し「中1が要である」という認識からスタートする新たな英語プログラムです。今回は2名のゲストをお招きし、この『633システム』の誕生から導入、システムがもたらした結果までをお話いただきました。
ゲスト:馬場 哲生(東京学芸大学)
教職大学院とは学部生と現職教員に、より実践的な力を備えてもらう新人教員の養成と、スクールリーダー(中核的中堅教員)の養成の二つを主な目的としています。今回は東京学芸大学の馬場哲生先生にお越しいただき、新体制を迎えた東京学芸大学の教職大学院は具体的にどのような事をしているのか教えていただきました。
ゲスト:谷口 幸夫(達セミNEXT代表)
教師にとって自身のスキルアップはとても重要な要素ですが、多忙で教員研修に行けない、または行けてもあまり身にならないまま終わってしまうこともあるかと思います。今回は金谷憲先生も携わり23年間にわたり開催されてきた「達人セミナー」の主催者である谷口先生と、達セミの変遷とその経験を活かしてどうすれば教員研修がより有用なものになるのかについて熱く語っていただきました。
ゲスト:久保野 雅史(神奈川大学)
授業や英語習得において、音読は多くの人が実践しています。しかし、音読が有効な人もいれば、必要としない人もいて、個人差ややり方によって効果が大きく変化するものです。今回は神奈川大学の久保野雅史教授をゲストに迎え、音読指導について、その有用性と効果的なやり方についてお話しいただきました。
ゲスト:太田 洋(東京家政大学)
最近授業のsmall talkを苦手としている教師が増えています。それは話題が思いつかなく、生徒とのやり取りが続かない、自分の答えられない話に変わるのが怖い、などのいくつかの理由があるようです。では、どうすればsmall talkが苦痛にならずに行えるのか?金谷先生と東京家政大学の太田洋先生、お二人の経験則を交えて語っていただきました。
・太田洋先生のsmall talkのアドバイス
・small talkの力をつけるには
・small talkから身につく英語力
ゲスト:鈴木 祐一(神奈川大学)
今回は第二言語習得の研究をされている神奈川大学の鈴木祐一先生にお越しいただき、科学的な観点でなされている言語習得の研究を、どのような形で学校の英語教育に活かすことができるのか、SHERPA( Senior High English Reform Project ALC )でもよく扱われている文法指導をテーマに絞り、議論していただきました。
ゲスト:高山 芳樹(東京学芸大学 教授)
今回はNHKで放送されていた「エイエイGO!」に出演され、「最強の英語発音ジム」の著者の東京学芸大学の高山芳樹先生にお越しいただき、正しい発音の仕方やその練習方法をご自身の著書の内容も交えて解説していただきました。後半では、それらの練習法と授業でのギャップなども議論していただいています。
ゲスト:光田 怜太郎(東京学芸大学附属高等学校)/閑野 眞理子(埼玉県立不動岡高等学校)
今回は教員研修をメインテーマに、東京や埼玉で教員ICTを行っている光田教諭と閑野教諭にお越しいただきました。お二人の教員ICTの活動を通して、その効果や、教員研修をより多くの人に受けてもらえるにはどうすればいいのか、などの内容を三人で語り合っていただきました。
ゲスト:投野由紀夫(東京外国語大学)
今回は語彙をテーマに、コーパス言語学を研究している投野由紀夫教授にお越しいただきました。単語帳やリスト学習の効率的な利用方法や、ネイティブの英語で多く使われている基本語など、コーパスのデータを元に語彙指導について語り合っていただきました。